問題単位で7問的中!

ウイネット 2018年度 社会福祉士模擬試験

第31回社会福祉士国家試験(2019年2月実施)

問題10

知覚・感覚に関する次の記述のうち,正しいもの1つ選びなさい。
  1. 明るい場所から暗い部屋に入ると,最初,暗闇しか感じられない
    が,次第に慣れて見えるようになる過程を明順応という。
  2. 物理的視覚情報が一部欠落しているのにその部分を補完して知覚する機能を,知覚の恒常性という。
  3. まとまった形として前景に知覚される部分を図,背景の部分を地という。
  4. 1 コマごとの静止画像を連続して提示すると画像が動いているように見えることを運動残効という。
  5. 2 つのおもりを比べる実験で,標準のおもりより重くなったと感じる最小の重量差を絶対閾値という。
(正解3)

問題9

感覚・知覚に関する次の記述のうち,正しいもの1つ選びなさい。
  1. 体制化における閉合の要因は,錯視の一つである。
  2. 形として知覚される部分を地,背景となる部分を図という。
  3. 仮現運動は,知覚的補完の一つである。
  4. 大きさの恒常性とは,網膜に映し出されたとおりに大きさを知覚することである。
  5. 圧刺激によって光を感じ取る場合,この刺激を適刺激という。
(正解3)

問題64

生活保護制度における保護の種類及び範囲に関する次の記述のうち,正しいもの1つ選びなさい。
  1. 義務教育に伴って必要な通学用品は,生活扶助に含まれる。
  2. 住宅改修は,住宅扶助に含まれる。
  3. 介護予防・日常生活支援は,介護扶助に含まれる。
  4. 検案は,医療扶助に含まれる。
  5. 居宅における療養上の管理は,出産扶助に含まれる。
(正解1)

問題65

生活保護の扶助の種類とその内容に関する次の記述のうち,最も適切なもの1つ選びなさい。
  1. 介護扶助には,介護保険の保険料は含まれない。
  2. 生業扶助には,就職のための就職支度費は含まれない。
  3. 葬祭扶助には,遺体の検案のための費用は含まれない。
  4. 生活扶助には,小学生の子どもの校外活動参加のための費用が含まれる。
  5. 教育扶助には,小中学校への入学準備金が含まれる。
(正解1)

問題104

ソーシャルワークにおいて活用されるアセスメントツールとして,適切なもの2つ選びなさい。
  1. ジェノグラムは,生活を営んでいる世帯の所得状況に着目したアセスメントツールである。
  2. インターライ方式は,介護や支援を必要とする高齢者のためのアセスメント方式である。
  3. エコマップは,グループメンバー間の関係パターンについて,相互作用を示す線や円などの記号を用いて図形化したものである。
  4. ソシオグラムは,どのような社会資源があるか図示し,さらに,その相関関係をあらわしたものである。
  5. PIE(Person-in-Environment)は,社会生活機能における課題を分析するために用いられる。
(正解2と5)

問題104

アセスメントツールに関する次の記述のうち,最も適切なもの1つ選びなさい。
  1. ジェノグラムは,成員間の選択・拒否関係を図式化し,小集団における人間関係の構造を明らかにする。
  2. エゴグラムは,3 世代以上の家族を図式化し,世代間の人間関係の構造を明らかにする。
  3. ソシオグラムは,交流分析理論に基づき,人間の性格を五つの領域に分けて分析する。
  4. DCM(DementiaCareMapping)は,クライエントとその家族の関係や社会資源との関係を,円や線を用いて表す。
  5. PIE(Person-in-Environment)は,クライエントが訴える社会生活機能の問題を記述し,分類し,コード化する。
(正解5)
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ウイネット 2018年度 社会福祉士模擬試験

第31回社会福祉士国家試験(2019年2月実施)

問題37

社会福祉法に規定する社会福祉協議会に関する次の記述のう ち,正しいもの1つ選びなさい。
  1. 社会福祉を目的とする事業の経営に関する指導及び助言は,市町村社会福祉協議会の事業に含まれる。
  2. 社会福祉に関する活動への住民の参加のための援助は,都道府県社会福祉協議会の事業に含まれる。
  3. 関係行政庁の職員は,市町村社会福祉協議会の役員となることができない。
  4. 市町村社会福祉協議会は,社会福祉を目的とする事業を経営する者から参加の申出があったとき場合,正当な理由がなくこれを受け入れてはならない。
  5. 都道府県社会福祉協議会は,区域内における市町村社会福祉協議会の過半数が参加していることを要件の一つとしている。
(正解5)

問題35

社会福祉法に規定されている社会福祉協議会の活動などに関 する次の記述のうち,最も適切なもの1つ選びなさい。
  1. 市町村社会福祉協議会は,市町村地域福祉計画と一体となった地域福祉活動計画を策定するとされている。
  2. 市町村社会福祉協議会は,区域内における社会福祉事業又は社会福祉に関する活動を行う者の過半数が参加するものとされている。
  3. 市町村社会福祉協議会は,主要な財源確保として共同募金事業を行っている。
  4. 市町村社会福祉協議会は,「社会福祉事業」よりも広い範囲の事業である社会福祉を目的とする事業に関する企画及び実施を行う。
  5. 都道府県社会福祉協議会は,広域的見地から市町村社会福祉協議会を監督する。
(正解3)

問題56

厚生労働省「平成 28 年生活のしづらさなどに関する調査 (全国在宅障害児・者等実態調査)」に関する次の記述のう ち,正しいもの1つ選びなさい。
  1. 身体障害者手帳所持者数について,障害種別でみると,内部障害の割合が最も高い。
  2. 精神障害者保健福祉手帳所持者数について,障害等級別にみると,1 級の精神障害者保健福祉手帳所持者が最も多い。
  3. 65 歳未満の障害者手帳所持者のうち,障害者総合支援法に基づく福祉サービスの利用状況についてみると,「利用している」と答えた者の割合が最も高かったのは療育手帳所持者である。
  4. 65 歳以上の障害者手帳所持者のうち,介護保険法に基づくサービスの利用状況についてみると,「利用している」と答えた者の割合は 5 割を超えている。
  5. 本調査の対象となった手帳非所持で,自立支援給付等を受けていない者のうち,約 7 割の者が障害による日常生活を送る上での生活のしづらさがないと答えている。

「障害者総合支援法」とは,「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。

(正解4)

問題56

「平成 28 年生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障 害児・者等実態調査)」における障害者の実態に関する次の 記述のうち,,正しいもの1つ選びなさい。
  1. 障害者手帳の種類別でみると,精神障害者保健福祉手帳所持者数が最も多い。
  2. 身体障害者手帳所持者のうち,65 歳以上の者は 3 分の 2 を超えている。
  3. 療育手帳所持者数は。前回の調査時(平成 23 年)よりも減少している。
  4. 精神障害者保健福祉手帳所持者のうち,最も多い年齢階級は「20歳~29 歳」である。
  5. 身体障害者手帳所持者のうち,障害の種類で最も多いのは内部障 害である。
(正解2)

問題100

エンパワメントアプローチに関する次の記述のうち,正しいもの1つ選びなさい。
  1. ソロモン(Solomon,B.)は,1976 年の著書で精神障害者の地域生活を支援する枠組みにおいてエンパワメントの概念を導入した。
  2. エンパワメントアプローチでは,クライエントの主観的な経験よりも,ソーシャルワーカーによる客観的な理解の方を重視している。
  3. エンパワメントアプローチにおける「パワー」とは,外的な抑圧のことのみを表現する概念である。
  4. エンパワメントアプローチによる支援は,ミクロの次元への介入に限定される。
  5. エンパワメントという概念は,アメリカにおける黒人の公民権運動やフェミニズム運動などの中で発展してきた。
(正解5)

(解説 選択肢2抜粋:~エンパワメントアプローチでは,モダニズ ム的な客観性や実証性よりも,ポストモダニズム的な主観性 や実存性を重視する。)

問題93

ポストモダンの影響を受けたソーシャルワークに関する次の 記述のうち,最も適切なもの1つ選びなさい。
  1. クライエントの主体性や語りを重視する。
  2. クライエントの欠点を直す援助を指向する。
  3. 社会構成主義への批判から発展している。
  4. 客観主義,実証主義を追求する。
  5. サービス提供の効率性を求める。
(正解1)
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